Vol.18 IBDと恋愛
恋愛は、自分なりに経験し、多くのIBD患者仲間の恋愛話を聞いてきた。
結論的には、恋愛においてIBDは、普通の人とほぼ変わらない。
恋愛では、いくつも恋愛をする人、恋愛しない人、裏切る人、そして恋愛に億劫や臆病になる人、出逢いのある人ない人、出逢いを求める人出逢いを待つ人、LGPTの人、相手に依存する人しない人、相手を縛る人縛らない人、相手への要求が過大な人何も要求しない人、などがある。その組み合わせで恋愛は成立する。
恋愛はまさに「相性」と「個性のぶつかり合い」なので、その形は「千差万別」だ。
もし、IBD患者が戸惑う部分があるとするならば、「IBDが外から見えない」ことだ。
相手に「いつ」IBDを伝えるのか課題だ。
そこにルールはなく、本人の「考え方」と「覚悟」の問題と考えている。

◎最初から、オープンな人
◎親しくなってから、伝える人
◎少しずつ伝える人
◎伝えない人
結婚式前日まで伝えない人がいて、これには驚いた。そこまで、伝えないと、相手との信頼関係が崩れるからだ。
IBDを伝えることによる「ふられる覚悟」「精神的な強さ」が必要なのかもしれない。精神的に弱かった自分だったが、経験を積み、今は厚かましくなってしまった(笑)。
・IBDでふられた時は、この付き合えない人に、これからの時間と心を無駄にしなくなり、有難い
・IBDを含めて、自分全体を認めてくれる人と本音で付き合いたい
個人的には、IBD患者には、自己肯定感を強く持って、恋愛にチャレンジしてほしい。
だって、IBDを受け入れる「心のしなやかな強さ」と「広い心」があるのだから。
